ウレタンゴム防水

比較的安価で、施工性が高いウレタンゴム防水は、現在国内でも最も普及している防水工法です。
塗膜防水のため、凹凸のある場所でもシームレスな防水層を形成します。

また、FRP防水など他の防水材料と組み合わせることもできるため、性能面や意匠面でも、豊富なバリエーション展開が可能。下地の種類や状態により、密着工法や通気緩衝工法などを使い分けることで、あらゆるシーンに対応できる柔軟性の高さも魅力です。

密着工法

塗布したプライマーが乾燥してから、ウレタンゴム系の防水材を塗りつけます。
その上から補強布を張り付け、さらに上から防水材を塗布する工法です。

通気緩衝工法

塗布したプライマーが乾燥してから、接着剤を塗りつけます。
オープンタイムを確認してから、通気緩衝用シートを張りつけ、上から防水材を塗布する工法です。

※オープンタイムとは、材料同士を実際に接着させるまで開放しておく時間のこと

 

ウレタンゴム防水のメリットとデメリット

メリット
□ 下地の形状に馴染みやすい
□ 比較的安価かつ短工期で施工可能
□ 臭いや熱の発生がなく、周辺環境にも優しい

デメリット
□ 人の手で塗るため、完全に均一にはならない
□ 経年による劣化と亀裂に弱い

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